フレア

ざれごと

2019-01-01から1年間の記事一覧

教養について

ドイツは正義でもってユダヤ人を捕まえた と世界史の先生が言っていたことを最近思い出す。 あの頃のドイツ人がユダヤ人を迫害したのは、ただ法律に従っただけだった。 私たちは今目の前に指名手配中の殺人鬼がいたら警察に通報するだろう その人は裁判にか…

人を大事にする権利

親権とは、一緒にいて、子どものことを大事に思ってもいい権利だ。 一緒にごはんを食べて、寝て、いくらでも笑い合っていい権利だ。 病気になったら心配していい、転んだら手を差し伸べていい、泣いていたら寄り添ってい権利だ。 頑張っていたら応援していい…

楽しんでみる、のわけ

楽しいからやる、好きでやる、という逃げを身につけた おそらくこの行動をした方がいいのだろうと理性で判断したならば、何か理由をつけてそれを自分が好きでやりたかったのだと感情を説得して行動に移すのだ。 もし林檎が健康によく食べた方がいいと判断し…

食べ放題でカレーを食べたいという話

「食べ放題ではカレーを食べてはならない」 というのが、食べ放題における通説だ なぜならカレーは原価が低いのにお腹に溜まってしまい、他の普段食べられない高級なものを食べられなくなってしまうからだ しかし本来食べ放題というのは、値段を気にせずに食…

霊について

考え方というのは誰かの一言で一瞬にして変わることがあり、とても面白いのだが 私は古文の先生の一言で大きく世界の見方が変わったことがある。 古典では、霊が実在するように書かれていることがよくある。 当たり前のように存在していて、その前提でもって…

競争について

私が医師になろうと思ったのにはいくつか理由があるが、そのうちの一つは医師にさえなってしまえばもう競争社会から抜け出せるからではないかと思ったからであった。 小中高とスポーツ学業ともに割とバリバリしてきた方だと自分では思っているのだが、それら…

科学教

私は科学を信じてる。 しかしそれは、私が科学に基づいた教育を受けてきたからだと思う。 数学の様々な証明を、私はきちんと理解していない。 とりあえず問題を解いて慣れただけのものばかりだ。 物理も化学も、もちろん簡単な実験はしたものの、定理そのも…

天気予報はなぜ進歩しないか

天気予報はなぜこうも進歩しないのか と考えることがある。 雨は外れまくる。一時間後でさえ外れる。なぜ? 天気予報は古来からずっと研究されており、今でも需要は凄まじくある分野だから、もっと進歩しててもいいだろう。 なんなら天気って科学でしょ?め…

世界史のはなし

暗記が苦手だ。本当に。 医学部にいるのが不思議なくらい苦手だ。 なのに世界史を選んだ。絶対に適性は地理なのに。 それでセンター60点台を叩き出した。あぁ忌まわしい記憶 話が逸れすぎた。私がなぜ歴史を選んだか。それは歴史上起こったことは、その立場…

内と外

自分と彼氏と家族が「内」で、他は全部「外」で 「外」はただ、「内」を守るために必要なものを揃えるためだけに存在してる っていう考えだったの。高校時代は。 働いて、お金稼いで、社会的に認められないと、生活できないし家族は壊されちゃうから それな…

真っ当な反論がくる歓び

反論には、相手の言うことを理解しなければいけない。 というか、 聞こうと思う→聞く→理解する→反論を考える→反論を言う というプロセスがいる。 その全てをしてくれたならば、それは感謝をするべきだという持論がある。 議論の場は権力闘争、交渉、説得でし…

味方の怖さ

立場が同じというだけで、破綻した論を言う人や過激な倫理観を持つ人間を許してしまう風潮が怖くて仕方ない。 一般の人は議論をするときに議論はしていなくて、正しさなんて求めていない。議論という場は、権力闘争、交渉、説得のいずれかでしかないというこ…

書くということ

唐突だが、私は大学に入ってからというもの、ずっと自分の思考が止まっている感覚があった。 1つは、努めて「思考は浅いがそれゆえ害はないオンナノコ」になろうとしたせいであろうと思う。なぜそれを目指したかはいつか書くとして、大学に入ってからという…