フレア

ざれごと

霊について

考え方というのは誰かの一言で一瞬にして変わることがあり、とても面白いのだが

私は古文の先生の一言で大きく世界の見方が変わったことがある。

 

 

古典では、霊が実在するように書かれていることがよくある。

当たり前のように存在していて、その前提でもって色々と悩んだり対処したりしている。

 

幼い私は

「ふっ、昔の人ってばかだなぁ。そんな存在しないものに振り回されるなんて」

などと考えていたのだが

 

 

一度だけ、古文の先生がこう言ったのだ

 

 

「あまりに書かれ方に確信がありすぎない?

ほんとうに霊は、実在したのかもね。」

 

 

衝撃を受けた。

そう思うと全て辻褄が合うのだ。

 

 

 

だいぶ話が逸れるが

今日、我々が生きる世界に存在するもので、昔の人が理解できないものは多々あるだろう。

 

wifiが飛んでる。cloudに上げる。放射線で癌を殺す。

 

全ての表現は意味不明で、全て夢物語で、魔法のようで、ファンタジーの世界だと思われるだろう。

きっと未来の人が今の書物を読んだら、

「くそ21世紀のやつら、公式書類にまでファンタジー持ち込むんじゃねえよ、ばーか」

などと罵っているだろう

 

 

 

同じことが起こっている可能性がある

今のWi-Fiのように、昔霊が実在したのかもしれない。

その辺を飛び回っていたのかもしれない。

 

 

 

古典を、本当に事実が書かれていたとして読んでいたら、全く違う面白さがあった気がして

今は少し後悔している