フレア

ざれごと

楽しんでみる、のわけ

楽しいからやる、好きでやる、という逃げを身につけた


おそらくこの行動をした方がいいのだろうと理性で判断したならば、何か理由をつけてそれを自分が好きでやりたかったのだと感情を説得して行動に移すのだ。

 

もし林檎が健康によく食べた方がいいと判断したら、私は林檎のことを好きだと思い込み、感情を説得し、好きだから食べるのだ、と思うようにする。

すると林檎がもし健康によくなかったとしても、テレビを責めることはない。林檎が好きなんだから仕方なかった、と思える。林檎を食べてそれなりに幸せだったじゃないか、と。

 

 

仕事でもそうだ。

自分は真面目にやってるのに、なぜあの人は真面目にしないんだ?などと憤ることがなくなった

放棄する選択肢もある中で、私が好きで真面目にやったのだ、と思っていたら全然相手に対して寛大になれる。

いい経験になった、仕事じゃなきゃ面倒くさがって一生しなかったかも、それなりにスキルも上がった、よかった。とこんな具合である。

 

私はこの手法を身につけて以降、怒ることなんてなさそうと評されることが多くなった。

 

違うのだ。私は私が怒ったときが怖い。私自身手がつけれない。自身のエネルギーも、人からの信用も、色々なものを犠牲にして消耗させながら怒り狂う。

 

 

怒りやすいからこそ、怒る状況を予め回避し、リスクマネジメントをしているだけなのだ。