自分と彼氏と家族が「内」で、他は全部「外」で
「外」はただ、「内」を守るために必要なものを揃えるためだけに存在してる
っていう考えだったの。高校時代は。
働いて、お金稼いで、社会的に認められないと、生活できないし家族は壊されちゃうから
それなりに社会と接点は持つけれど
それ以上でもそれ以下でもないというか
だから、「外」のものは私に何のダメージも与えられない。感情を揺さぶられることなんてない。
何が起きても、あぁ残念、で終わり
だけど、その彼氏と別れて半年たって、なんだか私の全ての価値観がぶっ壊れてきたというか、破綻してきたというか
「内」がなくなったわけで、「外」の存在意義もなくなって
とりあえず刹那的に、楽しいか楽しくないかだけを基準に生活してきたけれど
今私が存在する意味ってなんだ?ってなっている
「外」でしかなかったものを大事にするとか
「外」からまた「内」を見つけるとか
しなきゃなんだけど
私が最後にその作業をしたのは中学生だ。もう10年経とうとしている。
10年前起きたくらいの大きな変化を、いま私は起こしきれない。
元彼が恋しいわけでも、彼氏がほしいわけでもないけれど
元彼がいた頃の生活がとても恋しい